うつ病,入院,費用

知らないと自己負担が凄まじい事に!?うつ病の基本的な入院費用とは?

精神科病院に入院する場合、他の診療科と違い何か特別なことがあると思われる傾向があるようです。しかし、内科や外科などと同様、その費用の仕組みや負担額はそれほど変わらないことを理解しましょう。ですから、かつての精神科のイメージをひきずり、費用面の負担なども考慮し過ぎ、その治療をむやみに遅らせることは避けるべきことです。早期発見―早期治療、そして社会復帰へとつなげていく適切なプロセスが重要です。

 

 まず最初に精神科の入院費用の大枠を説明します。
1. 入院料
 ここには基本的な入院料、各種専門療法、同指導料、検査料、投薬料などが含まれます。ただし、急性期治療病棟、精神療養病棟などと呼ばれる「定額制」の病棟に入院すると、検査料や投薬料などが入院料の中に含まれます(「マルメ」と呼ばれます)。
 この入院料には総額90万円〜30万円ぐらいの幅があります。短期集中的に濃密な治療をする病棟では1ヶ月90万円になる場合もあります。ただし、標準的には30〜40万円といったところでしょう。

標準の入院費用は月額30〜50万円

2.食事費用
 これは、1日260円×入院日数です。1ヶ月なら約8,000円です。
3.入院生活で利用するサービスの負担分
 例えば、テレビ利用料、洗濯(コインランドリー式が大半)、おやつ代…等々です。

 

 こんな内容ですから、入院期間中の費用の大半は入院料関連です。90万円、と聞いてビックリされるかもしれません。しかし、このうちの3割負担がサラリーマンの方の負担割合ですので、入院料のうちの7割分は国(健康保険)が負担してくれます。

 

 それでも入院費が高い病棟では20〜30万円となってしまいます。こうした事情を考慮し、「高額療養費制度」(他の診療科でも同様ですが)というのがあります。

高額療養費制度活用で10万円以内の自己負担

この制度を活用すると、普通の方ですと、月7万円程度が上限額となります。ですから、入院費用が10万円を超える場合はほとんどないとも言えます。

 

 それでも入院費用を低く抑えたいと思う方もいらっしゃるでしょう。その方法としては次のような対応もあります。

 

1. 民間の保険に加入しておく。
 病気になってしまってからの加入は無理だと思いますので、事前の備えが必要です。
2. 実費負担分のサービスを利用しない。
 例えばテレビ利用を申し込まない、ベッド差額がかかる病室は避ける、洗濯は身内に持ち帰ってもらいやる…等々です。

 

 入院の期間は一概に決められません。症状や退院の見通しを含め考えながら、経済的な側面も考えながら、自分に合った療養生活を送るのが一番です。

 

 

 

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